2025-06

思考メモ

癖のカンブリア爆発:性癖は制度に飼いならされるのか

「性癖のカンブリア爆発」とは何か?フェチの歴史、分類から、VTuberやSNSに至るまで——性癖はいつから制度に組み込まれ、“演じられるもの”となったのか?思想・記号論的に解説する、フェティシズム考察記事。
政治

採決されなかった法案:民主主義の名を借りた独裁政治

可決されたはずの法案が、議論も採決もされずに消される――。ガソリン税減税法案をめぐる国会の沈黙が映し出すのは、“語らない政治”という民主主義の崩壊だった。誰の声も記録されないこの構造は、私たちの未来をどう変えるのか。
かえるくんとぺんしるくんの会話

空っぽな強者が選ばれる時代──ペンシルくんとカエルくんが語る“トランプ”の正体

金色のスマホをきっかけに始まった、ペンシルくんとカエルくんの朝の会話。成金趣味から浮かび上がる“空虚なキャラクター”としてのトランプ、そしてその支持の背景にある社会構造や国家的寓話を対話形式で読み解きます。
政治

なぜイスラエルはイランを攻撃したのか?遠くの戦争が、日本に迫る

2025年6月、イスラエルがイランの核・軍事施設に空爆を開始。遠い中東の争いが、実は日本の暮らしにも静かに影響を及ぼしている。現在の構造、日本への波及リスクまでを4章で解説。
予測

猫が配膳する時代に、なぜ農業は守られるのか?

小泉進次郎のコメ輸入発言をきっかけに、日本の産業構造と資本主義の終着点を見つめ直す。農業はなぜ守られず、3次産業は猫ロボットに奪われるのか?その先に待つ「意味すら自動化される未来」を考える。
政治

備蓄米を抱える政治:小泉進次郎と、共感を失った正論の行方

備蓄米の価格が下がらない背景と、小泉進次郎農水大臣による備蓄米放出・緊急輸入発言を解説。火消しのような政策の連発のなかで、構造は変わるのか?共感を失った正論のゆくえを見つめます。
哲学

善悪とは波である:可変共鳴倫理による倫理生成モデル

善悪は波のように生まれ続ける──本稿では、絶対的な正義ではなく、問いと応答の共鳴によって変容する「可変共鳴倫理モデル」を提案する。AIとの対話によって可視化される倫理の生成・記録・干渉の構造とは何か?構造主義以後の新たな倫理観を描く。